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自動車ローン。ボーナス併用払いと均等払い、どっちが得?
なにも自動車ローンに限った話でもありませんが、ローンにはボーナス時に支払額の増える『ボーナス併用払い』と、毎月の支払い額の同じ『均等払い』とがあります。
毎月3万円×12ヶ月均等支払いで、36万円/年
毎月2万円×12ヶ月支払い+ボーナス6万円×2回=36万円/年
支払額だけ見るとまったく同じに見えますが、実は総支払額にはけっこうな差額が生じます。ご存知でしたか?
自動車は高額な買い物ですから、少しでも、支払いは減らしたいもの。
実は、この違いは、ボーナス月によって生まれます。
まず、一般の人が大きな勘違いをされているのが金利です。
一般の人だけではありません。一頃は、ローンを奨めるディーラーの営業でさえ、かなり勘違いしていました。あるいは今も?
たとえば100万円の車を買って、年利6%で36回払いなら総額はいくらでしょう?
(×)100万円×6%=6万円×3年=金利18万円+元金100万円=総支払額118万円
なぜこれが×なのか、分かった人は、これ以上を読む必要はありません。
ボーナス支払い月のことだけ計算に入れればいいのです。
もう少し分かりやすく、100万円+年利6%で12回払いにしましょう。
すると金利と元金で106万円‥‥‥ちがいます。
100万円を12で割ると、月々は83,000円くらいです。
初月に支払うと、100万円ー83,000円=残金は917,000円です。
金利は借金(残金)に対してかかるものですから、この時点で6万円ではなく、
初回支払い後 917,000円×6%=55,020円÷365日×30日
2回支払い後 834,000円×6%=50,040円÷365日×30日
3回支払い後 751,000円‥‥
といった具合に、回数を追うごとに、元金が減っていくわけで、それに伴って金利も減っていくわけです。
金利を365で割っているのは「年利」だからです。×30日で1ヶ月の金利が出ます。
この計算でいくと、年間6%の利息はだいたい32,000円くらい。6万円ではありません。
さて、ここまで読めば、ボーナス併用払いとの「お得」度が分かります。
ボーナス支払い月までの期間が近いほど、ボーナス払いがお得(元金が早く減るため)ということ。
逆に、ボーナス月までの期間が長く(最長で6ヶ月)、月々の支払い差額がボーナス月の増額分を上回っている場合は、均等払いの方が早く元金が減ることになります。
今はネットにシミュレーションをしてくれるサイトも、アプリケーションもたくさんありますから。ウソだと思うなら、ぜひ一度試してみてください。
驚くほど金額が違ったりしますよ。
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